健康へのアプローチ


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健康への基本的考え方

 健康は摂取排泄が基本です。
 必要なものが必要な分だけ無駄なく摂取できているか、また不必要なものがきれいに排泄できているかが問題です。その点で胃から大腸までの各臓器の機能や働きが活発にできているかが問題ですが、現代の社会生活の中ではストレスが大きな問題となっており、その影響を強く受けるのが内臓部分でもあります。
 その入り口がで、「目は心の窓」と言われているように視覚的なものはとても影響が大きいのです。
 また、見たものをどのように捕らえ自分の中に受け入れていくかが重要な問題です。この部分は各個人の価値観の問題であり、個人個人がぶつかりあう世の中の人間関係の上では複雑に絡み合って、どこでどのようにストレスとなってくるか分からない状態です。
 だからこそ「抗酸化作用」と言うのが問題となってくるわけです。



消化吸収、排泄について

 それでは、最初に「摂取」、一般に言う「消化」と「吸収」のことです。
 消化とは吸収できるように食物を分解すること。食物は大きすぎてそのままでは吸収できません。各栄養素ごとに分解して吸収しやすいように小さくします。
 分解するのに活躍するのが「酵素」です。

<参考>
 消化酵素

 食物が口の中に入って最初に遭遇する酵素が、唾液のなかの「アミラーゼ」や「マルターゼ」。

 次に食道を通過して「」に到達します。胃では、胃酸によって殺菌されるだけでなく、食物の硬い部分などが破壊され傷つき、そこから酵素などが入って行きやすくなり、消化を促進させます。ここでは「ペプシン」と言う消化酵素が有名です。

<参考>
 健康管理の栄養学

 次に通るのが「十二指腸」である。大きな胃袋から急に狭い管を通り抜けていかなくてはならない。ここまでは大きなものを分解し、砕いて表面積を大きくし消化の基礎作りといってもよい。
 ここから先が本格的な「消化」にとりかかる。まず肝臓から胆汁が、すい臓から膵液が出され酵素としては様々な酵素が分泌され、消化が本格化される。「キモトリプシン」「リパーゼ」「エラスターゼ」「トリプシン」「エンテロキナーゼ」などの酵素が分泌される。

<参考>
 胆石ガイド
 膵液

 そして最後に小腸からほとんどの栄養素が、大腸から水分などが吸収されますが、小腸には表面積を大きくするためにヒダ状のものがあり、浸透膜現象によって吸収されますが、ヒダとヒダとの間に吸収できないものがのこり、吸収を妨げる場合が生じます。よく言う「やせの大食い」などでは起こっているかも知れませんし、「ちょっと食べても太っちゃう」と言う人は全く逆かもしれませんね。
 最後に大腸ですが、小腸の働きが弱くなるとせっかくの栄養分が大腸から流れてしまいます。大腸で腐って悪臭を出すわけですがこれが大便が臭くなる理由です。無駄なく小腸で吸収されれば匂いの素がなくなり、無臭に近くなります。大便が長い間大腸に蓄積されると便秘となり、毒性の強いものが出て体に悪影響を与え健康を害する要因となります。